自分が持ち合わせているありとあらゆる卑猥な知識を駆使して、素人女性との一戦を終えたとき、
フィニッシュ後の女の子のひと言はなかなか気になる。
「気持ち良かった」なんて言われたら、それがたとえお世辞でも満足だし、
何も言わずに笑顔でベタベタしてくる場合も、つまりは相手が「気持ち良かった」のだと考えて良い。
反対に「疲れてるの?」と言われたり、無言でそそくさと服を着られたりしたら、これは正直悲しい。
今日の自分は「負け」だと思うしかない。
結局のところ、フィニッシュ後の女の子の言動から、自分のプレイに対する評価を読み取ろうとしているのである。
先日、久しぶりに素人と一戦を交えた。
わりと真面目な雰囲気で、バカ騒ぎをするタイプでもないけど、
こんな俺にさえも好意を持ってくれている貴重な存在だった。これは決めたい。
1回目に飲みに行ったときは、2件目のカラオケで勝負に出たがあっさり跳ね返された。
そこで今回は、飲み屋からカラオケに行く途中にホテル街を通り、どさくさに紛れてチェックインしようと考えた。
しかし、「真面目」という壁は分厚い。
「そんなのはダメです」とまたも跳ね返され、仕方なくいったんカラオケルームに入る。
でも、ここからの粘りこそ真骨頂。
何度もアタックし、それでも真面目さを保っているので、いよいよ最後の必殺技「拝み倒し」に出た。
やっぱり真面目な子には、誠意を見せるのが一番だ。
そこからは一気に事が進展し、1時間後にはホテルでシャワーを浴び、戦闘態勢に突入。
いつも思うのだけど、なぜ女の子はああいう場面になると途端にど変態モードになるのだろう。
今までさんざん断っておきながら、いざ脱いでみれば、俺以上に下半身は準備万端で「はぁ~ん」などと声を挙げている。
なんだよ、結局ヤリたかったんじゃないか。
相手があまりに興奮しているもんだから、こちらもテンションが上がり、息子を制御できず暴走。
久しぶりに早漏グセが出てしまった。
振り返ればホテル街で強引に連れ込もうとし、カラオケでは何度もアタックし、
挙句の果てにはプライドをかなぐり捨てて秘技「拝み倒し」まで披露した俺。
それなのに、いざやってみたら「あ、やばい」を連発して全然動けず、ちょっと動いてみたらもう発射。
もはや合わせる顔もない。
試合終了後、悲しく背を向けていた俺に女はひと言。
「エッチ、久しぶりだったの?」
これはまさしく、完全なる敗戦の言葉だ。
「久しぶり=早すぎ」と言いたいのだろう。悔しい。何とも悔しい。
しかも、俺は久しぶりではない。ついこの前、飛田新地で一発かましたばかりだ。
でも、そんなこと言えるわけなかった。
翌朝、リベンジを誓って第二戦を行うも、また完敗。
このときはもうなんの言葉もなく、女の子はそそくさと服を着ていた。
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