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どうしても早漏を克服したいなら、あの方法しかない

早漏といえばトビタ。巷ではそう言われるくらい、トビタの快速ぶりは凄まじい。

初めて飛田新地に行ったとき、友達は「20分でもギリギリ発射できたよ」と満足げに語っていたのに、俺は10分余ってしまっていたくらいだ。
会話に5分、前戯に4分、挿入時間1分。終了後の会話10分。風俗なのに、ピロートークがほとんどなのである。

そんな男だから、以前も書いたように、様々な方法で自らの宿命と戦ってきた。
早漏を克服するために重ねてきた努力なら、そう簡単には負けないという自負がある。

自分の早漏を危惧し始めたとき、大抵の人が真っ先に行う対策は“オナニーのタイミングを変えること”だろう。

19時に女の子と会う。うまく行けば23時頃には電気を消して夜這いしているかもしれない。
そんなとき、昔ならテンションと性欲を上げるため当日のオナニーは自粛していたのが、いざ早漏がチラつき出すと、一転して「出発前オナニー」を行うようになる。

だけど、俺みたいな正真正銘の早漏野郎にとって、その程度の対策は意味を成さない。
結局はヤる前にギンギンになって、パンツにはガマン汁のシミが出来て、せいぜい5ピストンでお決まりのこう着状態になる。
そしてひと言。ゴメン、あとは手でやるから。

やっぱり早漏を克服するには、入れてからの対処が重要なのではないだろうか。

以前の記事で「イッたのにイってないフリをする作戦」を紹介したが、あれが彼女にバレてからは、当然、他の対策を色々と実践してきた。
そして、もっとも有効なのは「エッチの最中にマジメな事柄を頭に思い浮かべること」だという考えに行きついた。

みだらなエッチをしているときに、マジメなことを考えてみる。
すると、物凄い勢いで高まり続けていた相棒のテンションが一瞬止まるのだ。要は、気が紛れるのである。

仕事のこと、将来のことなど、何でもいい。ただ、なるべくなら性欲と相反するものをチョイスする。
エッチと対極にあればあるほど、息子の暴走は収束気配になるのだ。

俺もエッチの際、マジメなことを色々と頭に思い浮かべてみた。
ただ何度も言うように、トビタは指名手配されるほどの早漏マン。そう簡単に効果は出ない。
結果的に、早漏対策としてオススメできるほど有効だったイメージは、たった一つだけだった。

ずばり、イキそうになったら「おかあさん」を思い浮かべてみるのだ。
すると、ビックリするくらい相棒がシュンとするのである。むしろ効果があり過ぎるほどだ。

おかあさんが嫌な人は、兄弟でもいい。
「エッチのときに家族の顔を思い浮かべるなんてまっぴらゴメンだ」という人は、たとえば実家の玄関、車、庭などで代用するのも良し。
とにかく「家族に関するもの」をイメージすると、一気に快感が抑制されるのだ。

トビタも、いきなりおかあさんを思い浮かべると相棒がフニャフニャになる恐れがあるので、まずは玄関を思い浮かべている。
それでも快感が止まらなくなってきたら、家に入って慣れ親しんだ居間をイメージし、そこもダメなら、最終手段として台所に向かう母の後ろ姿を思い浮かべる。
そうすると、確実にプレイ時間が伸びるのだ。まさに無敵。

だけど、エッチの後は罪悪感に支配され、なんだかとっても虚しくなる。
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プロフィール

トビタ シンイチ

Author:トビタ シンイチ
24歳のときに訪れた飛田新地に深く感動。以来、あの地を心の故郷と仰ぎ、風俗にハマる。最近は素人にも興味を抱き、合コンやナンパ三昧の日々を送る変態ライター。
「飛田新地は文化遺産だ!」委員会会長(会員1名、後援会員6名)

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